2015年11月

娘の運転でドライブ

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先日運転免許証を取得できた娘の運転指導につきあって、本日は、市内をドライブしてきました。

紅葉の名所と言われている所を、ということで、「鍬山神社」、「出雲神社」などを。

日曜日、ということもあって、七五三のお祝いの、若いファミリーでにぎわっていました。

紅葉の方は、もう終わりかけで、ほとんど散っておりました。もう冬ですね。でも、やはり、赤に燃えるドウダンツツジや黄色く色づいたイチョウなど、田園風景の中できれいでした。

いい空気を味わってきましたが、娘の指導教官の方は、すっかり気疲れして、家に帰り着いた時どんなにほっとしたことか。

○十年前、父が、私の運転の指導教官に、黙って耐えてくれていたことが思い出されました

ピアノ講師の魅力再確認♡

本日も大阪でセミナーでした。

今日は、地下鉄の出口がいつもと違う所になり、あれ、あれ?
京都と違って、大阪の駅の出入り口は広くてややこしい。いつも同じ目印で出入りしないと目的地にたどり着くのは難しいです。

会場である三木楽器さんに電話して、方向を聞いたのですが、事務所の年配のおじさまがちょっと不親切な上、間違ったことを教えてくださり、まわり道をして結局遅刻してしまいました。到着しないので再度電話した時、代わって下さった若いお店の店員さんが、正しい道を教えてくださって謝っては下さったのですが、そのおじさまは、結局私が地図を持っていないことを咎められたのですよ

という訳で、初めの所を聞き逃してしまったのですが、40数年もピアノの先生をされているそのたくさんの経験や、人とのかかわりのお話しは、再度「ピアノの先生としての魅力ややりがい」を感じさせていただくのに十分でした。

それにしても、こちらの教室は、年中さんイメージ 1
でも年長さんでも、ソルフェージュ、リズ
ム、基本テキスト、曲集と、たくさんの教
材をこなされ、たくさん練習してくるそう
です。どうしたら、そんな教室になるんで
しょう。別に、みなさん、音大を目指す、
とか、コンクールに挑戦する、と言ってお
られる訳ではないそうなのですが。

とにかく、ピアノが上手になりたいと思うのだったらピアノを弾く回数を増やす以外
にはありません。やっぱり、「ピアノが上手になりたい~」という気持ちを高められ
る力をお持ちの先生なんでしょうね。 うーん 憧れるのですが、私にもそんな力がつくのでしょうか。


きぬかけの路 和風喫茶「さのわ」

今日は所要があって、衣かけの路をドライブ。休憩しようとしたら、ちょうど駐車場のある喫茶店が見つかり、寄り道。仁和寺の前にある「さのわ」という和風の喫茶店でした。

和風喫茶に入ったのにも関わらずコーヒーを注文して、そのおいしさにびっくり!!

今日は、そのコーヒーを味わえたことで十分幸せ感が継続しました。

飲み物で、こんなに満足する感覚、久しぶりでした。ほうじ茶などは、こだわっておられる生産者さんのお名前も書かれていましたが、コーヒーも多分厳選されているのでしょうね。淹れ方はもちろんだと思うのですが。

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内装も素敵で、また、作家さんの、急須などの焼き物が展示してありました。

とても豊かな思いのできる喫茶店でした。

ところで、仁和寺と言えば、吉田兼好のゆかりの寺社であるとか。どんなことでの兼好法師なんだろうと調べてみると、徒然草の52段に

「仁和寺にある法師、年よるまで岩清水を拝まざりければ、心うく覚えて、あるとき思ひ立ちて、ただ一人、徒歩より詣でけり。
極楽寺、高良などを拝みて、かばかりと心得て帰りにけり。」
以下現代語訳
「仁和寺に暮らしていたある坊さんは、老体になるまで石清水八幡宮を拝んだことがなかったので、気が引けていた。ある日、思い立って、一人で歩いて参拝することにした。八幡宮の付属品である、極楽寺と高良神社だけ拝んで「これで思いは遂げました」と思いこみ「八幡宮はこれだけか」と、山頂の本殿を拝まずに退散した。
帰ってから、友達に「前から思っていた事を、ついにやり遂げました。これまた、噂以上にハラショーなものでした。しかし、お参りしている方々が、みんな登山をなさっていたから、山の上でイベントでもあったのでしょうか? 行ってみたかったのですが、今回は参拝が目的だったので、余計な事はやめておこうと、山頂は見てこなかったのです」と語った。
どんな些細なことでも、案内がほしいという教訓である。」

53段に
「これも仁和寺の法師、童の法師にならんとする名残とて、おのおの遊ぶことありけるに、酔ひて興に入るあまり、傍らなる足鼎(あしがなえ)を取りて、頭にかづきたれば、つまるやうにするを、鼻をおし平めて、顔をさし入れて舞ひ出でたるに、満座興に入ること限りなし。しばしかなでてのち、抜かんとするに、おほかた抜かれず。酒宴ことさめて、いかがはせんと惑ひけり。とかくすれば、首のまはり欠けて、血垂り、ただ腫れに腫れみちて、息もつまりければ、打ち割らんとすれど、たやすく割れず、響きて堪へがたかりければ、かなはで、すべきやうなくて、三つ足なる角の上に帷子をうちかけて、手を引き杖をつかせて、京なる医師のがり率て行きける道すがら、人のあやしみ見ること限りなし。

医師のもとにさし入りて、向かひゐたりけんありさま、さこそ異様なりけめ。ものを言ふも、くぐもり声に響きて聞こえず。
「かかることは、文にも見えず、伝へたる教へもなし。」と言へば、また仁和寺へ帰りて、親しき者、老いたる母など、枕上に寄りゐて泣き悲しめども、聞くらんともおぼえず。かかるほどに、ある者の言ふやう、「たとひ耳鼻こそ切れ失すとも、命ばかりはなどか生きざらん。ただ力を立てて引きたまへ。」とて、藁のしべをまはりにさし入れて、かねを隔てて、首もちぎるばかり引きたるに、耳鼻欠けうげながら抜けにけり。からき命まうけて、久しく病みゐたりけり。」

以下、現代語訳

「これも仁和寺の法師の話。修行をしていた小坊主が法師になろうとする最後の別れということで、それぞれが芸を披露しあったことがあったのだが、とある法師が酔っぱらってテンションが上がりすぎたあまり、そばにあった足鼎をとって、頭にかぶったところ、窮屈なので自分の鼻をおさえて顔をたいらにして、顔を足鼎の中にいれて舞い踊ったところ、宴が大変盛り上がった。しばらく踊ってから足鼎を抜こうとすると、まったく抜けない。宴も興ざめして、どうしたものかと皆迷っていた。抜こうとあれこれやったので、首の周りは傷ついて、血が垂れてきた。おまけに腫れに腫れたので、行きもつまってきたので、足鼎をたたき割ろうとするのだけど、そう簡単には割れずに、(足鼎をたたいたときの)音が頭に響いて我慢ができないでいた。手の施しようがないので、足鼎の3つの足に帷子をかけて、手を引いて、本人には杖をつかせて、京都の医者のところへ連れて行ったのだが、その道中、人から不思議にみられること限りない。 医者のところについて、医者に向かって座っている様はとても異様な光景であっただろう。ものを言うにも、声が足鼎の中でこもってしまって聞こえない。 「このようなことは本にも書いていないし、代々伝わってきている対処法もない。」と医者が言うので、法師たちはまた仁和寺に帰ってきた。その法師の近親者や老いた母親らが枕元に集まって悲しんではいるものの、本人には聞こえているとも思えない。しばらくしてある者が言った。 例え耳や鼻を切り落としてでも、命だけはどうして助からないことがあろうか、いやある。ただ力を入れてお引きなさい。」わらを首周りにさして、足鼎と首との間に距離をつくって、首がちぎれるぐらい引っ張ったところ、耳と鼻がちょん切れたものの足鼎は抜けた。このようにして命を拾って、長い間病床についていたということだ。 」

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というくだりがあるそうです。仁和寺は当時、最高学府のような扱いだったので、そのような場所でも、こんな人もいるぞ、という兼好らしい、世の中を斜めに構えて観る視点が散りばめられている一説だそうです。なるほど

奏法のセミナー

今週は2回セミナーがあります。今日は、レガート奏法のセミナーで、ブルグミュラーも実際に弾いてくださいました。

以前、入院中に出会ったAさんから「勘が強い」と言われて、実際、ここぞといった時、良き人に出会って導かれてきた感のある自分ですので、軽く納得したのですが、今回のセミナ―もまさにそんな感じ!!「今日の講義は今、私が一番知りたかったことです!!」と叫んでおりました。

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まあ、わかることと、できる事は違う訳で、講義を聞いてすぐにその技術を教えられるものではないと思いますが、レッスンに取り入れていきたいです。

大阪まで行って、予定では寄りたいお店もありましたが、ピアノで確かめたくて、寄り道もせず、一目散に帰宅しました。

行けて良かったです。

発表会の準備も少し落ち着きました(^_-)-☆

発表会のプログラムに挟むことにしていた、「メンバー紹介」の印刷が終わり、とうとうプログラムが完成しました。(良いのができたよ。ご協力ありがとうございました。)

今日のレッスンに来てくれたMAちゃんとMIちゃんにお渡しし、そのおまけに「自己評価表」なるものも。当教室は、なかなか厳しいね

でも、なんでもいいから発表会の振り返りをしてもらうより、自分の発表会に向けての目安に比べてどうだったか、と聞かれた方が具体的かな、と思いましたので。これを機会に、再度、どこに気を付けて練習すべきか思い返してくださいね。

「うりこひめとあまのじゃく」の方も、リハーサルまであと2回のレッスンとなったので、かごに乗る所とか、着物を着て、うりこひめに化ける所なども練習しました。

連弾もお母さん達がとっても頑張ってくださってます。自分一人で弾くより気配りなど大変ですけど、楽しく取り組んでくださっていて、頭が下がります。

リハーサルまで2週間を切りましたが、いいテンポです。私自身も、この連休で準備の山場を越えた感じです。
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