2015年08月

講演者は二人とも84歳!!

今日はお友達のKさんと、よくサークル等でお見かけするNさんのお話を聞く会がありました。お二人とも今年のお誕生日で84歳。戦時中を生きて来られた世代です。

お二人が生まれた年に満州事変が勃発しました。更に敗戦の年は14歳でした。なので、義務教育は、天皇の赤子としてりっぱに天皇のお役に立つようにというものでした。

でも、そんな教育を受けられていてもお二人のアンテナは「人権尊重」、人間が人間として大切にされる世の中に向けられていました。戦時中は「見ざる聞かざる言わざる」が横行していて、今の「機密保護法の制定」はそれにつながるんではないかと危惧されています。おかしいことはおかしいと言える世の中がどんなに貴重か、軍事下を生きて来られたお二人だからこその説得力あるお言葉でした。

Kさんは退院された直後、Nさんはご主人が倒れられて毎日病院へ通っておられる状況。私だったらとても「お引き受けできません」と言ってしまっているところを、何とも清々しい表情でお話しされています。まさに、お二人のこのエネルギーは、戦時中を生きて、あんな世の中には二度としてはいけない、という強い気持ちに突き動かされての日頃の行動なんだと納得いたしました。

私なんかよりずっと若く、みずみずしい感覚のお二人に力をいただいた時間でした。

さあ、いよいよ!たかぎピアノ教室初顔合わせ(^_-)-☆

12月のピアノ発表会も、3か月前となりました。

わが教室は初めての発表会なので、持ち方や任務分担を話し合って、意思統一をさせていただく事を提案。今日その日がやって来ました。

また、音楽劇「うりこひめとあまのじゃく」の通し練習を初めて敢行。手軽な物を使って、衣装らしきものも準備しておき、大体のイメージをもっていただけるように考えました。

終わってみて、すぐにお母さんたちが打ち解けて下さって良かったです。初顔合わせ、やってよかったと思いました。

お母さん達に気に入っていただけなかったのはどうやら劇の衣装。

イメージの助けにと、お金を使わずにと考えた結果、わくわくなものにはならなかったようです(笑い)

まあ、後は各ご家庭で工夫していただきましょう。

映画「幸せへの回り道」観たよ!(^^)!

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  明日はたかぎピアノ教室にとってとても大事な、初顔合わせと発表会の打ち合わせが開催されるというのに、今日は映画を観に行ってしまいました。

「しあわせへのまわり道」。とっても良かったです。

私にとっては、描かれている内容そのものはもちろんですが、売れっ子書評家ウエンディ役のパトリシア・クラークソン、教習所のインド人の先生役のベンキングズレー、この二人の役者さんの魅力が特に大きかったです。

酸いも甘いもわかる、こんな大人にこれから成長していきたいな。

このお話が実話の投稿から始まったというのも驚きでした。とってもハートフルな、生き方の指南となる映画でしたよ。












                                                                                                                                                                           
「しあわせへのまわり道」。とっても良かったです。

息子の焼きそば

今日のレッスンの最終は6時半に終わり、息子の方が先に帰っていたので、焼きそばを作ってくれることになりました。

「えのきだけは入れんといてな」と、こちらが切った食材にも注文を付けてきます。聞けば、一人暮らしをしたおかげで、焼きそばは得意中の得意だそう。もやしをお供に、節約メニューでおいしく食べられたからだとか。

イメージ 1 下宿生活は、お金もないし、くたくたに疲れて帰って来てからご飯を作らないといけないし、本当にしんどかった、と言っていました。

今は帰ってすぐご飯が食べられるもの

それにしても、若い人の賃金、もっと上げてやってほしい。

腱鞘炎に悩まされながら、明日も仕事ということで、世界陸上を見て英気を養っておりました。


                   
 

なくしもの"(-""-)"とレッスン、そしてバッハ

無くしものがあると気が滅入りますね。

先日からポーチを探しているのですがなかなか見つかりません。中にはまずICOCAカードが入っているのです。入金して間もないので1万円近い損害です。(2枚入っていました)それとアイパッドのためのタッチペン。現在楽譜を書くのに使っていたので、買い直す羽目になって、これも1600円の損害。

家の中はもう探す場所が思い当らないので、落としてしまった可能性が・・・

もうあきらめて、次の段階へ進まないと、と思っているのですが、未練がましいですね。気分的には憂鬱でした。

しかしながら、今日は6名のレッスンでした。シンコペーションの右手と、伴奏形の同時演奏に苦闘されたYさんの「できるまで!」と向かわれる集中の凄さ、前回のレッスンは、勢いで右手、左手を弾いていて、「右手のメロディだけ」が難しかったRちゃんが、今日は右手で最後まで弾けるようになった様子、「先生、ここ楽しかったし、これいっぱい弾いてたんやで」と教えてくれたAちゃんなど、またまたみんなの息吹にすっと、前に向ける気がしたのでした。

今、鈴木雅明指揮「バッハ・コレギウム・ジャパン」の演奏を聴いています。バッハ作曲ロ短調ミサを聴いて、すっかり心は静まりました。このような凄い作品を生みだすバッハという作曲家がいて、バッハの音楽に魅せられた鈴木氏他演奏家の人々がいて、その生み出されたものからいろんな感情を滾らせる私たちがいて、それぞれの人たちが、大きな視野で言ったら人類のために自分のできる限りのことを追及している、そういう音楽の力が働きかけてくれたのです。

済んだこと事は仕方がない。なくしものをしないよう、これからも気をつけましょう、心を曇らせないことが大事なことなのです。

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心が洗われる、心が透き通る、とてもいい演奏でした。

やはり、時代背景にもこだわられているようで、古楽器もたくさん登場していました。

原題の楽器より、ピッチを合わせることや、速いパッセージなど技術的なこと、大変かと思います。これからも追及していっていただきたいな、と思いました。歌のソロもとても素敵でした。







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