2014年12月

今年最後のレッスン

「今日は初めて家から歩いてきた!」とお母さんと二人、徒歩で教室まで来てくれたRちゃん。お母さんもご苦労様(^O^)はつらつとされてますね。仲良しで素敵です。
 
発表会はまだ大分先になるので、Rちゃんには年明けにソロピアノと楽典のテストを受けてもらうことにしていて、今日は、冬休みの課題をまず渡しました。やる気まんまんのRちゃん、「わかった!」とウズウズしています。
 
ピアノの方もよく練習できていました。注意したことが2つ、3つと重なっても全部意識して弾こうとできていました。自分の経験からもいろんなことをすぐに直すのは難しいんですけどね、えらい。
 
その後イメージ 1音符カードを使って3音の聴音。
ド、ミ、ソ、のカードを、弾いた順番に
並べてもらいます。
 
並べられたら音程に気をつけて歌うのですが、Rちゃんはうまく歌うことができます。
 
聴音が終わるとRちゃんの方から「先生、
観覧車は?」の催促。バスティンのアプリ「ドレミ観覧車」のことなのです。このアプリに一つ飛びがあったことを思い出して、おうちでの宿題に追加してもらいました。3和音の学習につなげていけますね。
 
最終的にたくさんの宿題になってしまいましたが、意気揚々と家路へと向かわれました。子どもたちのエネルギーは本当にすごいですo(^▽^)o
 
 

こんにゃく座の「アルレッキーノ」を観てきました。

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 本日は、長岡京市でこんにゃく座の「アルレッキーノ」の公演があり、Yさんと一緒に観に行きました。
 
 18世紀のヴェネツィア、召使のアルレッキーノが、小遣い稼ぎに一度に二人の主人に仕え、そのためにてんやわんやの大騒ぎが起きる、というお話の歌芝居です。
 
 舞台にはお馴染みの円形のステージがあるのですが、カーテンの設定で簡単に舞台背景が変わるようになっていて、それがとてもテンポよくお話を回転させるのにいい効果をもたらす仕掛けになっていました。
 
 役者さんたちは、どの配役も個性的であったにも関わらず自然に醸し出されたものがあって、暖かい感じが溢れていました。始まった途端「フィガロ」を重ねてしまいましたが、何だかみんなが「市井の人々」という愛すべきキャラクターでした。四人の“ザンニ”が登場するのですが、妖精のような面もあって、アンサンブルがとてもきれいでした。
「月の舟に乗って」という下りは万葉集からでしょうか。大きな三日月も美しかったし、林光さんに教えていただいたスケールの大きな歌詞がイメージとして重なります。
 
 4人の楽士の奏でる音楽、本当に楽しめました。ヴァイオリン、クラリネット、アコーディオン、そしてピアノ。それぞれの楽器の音が生きていて、こんな編成も有りなんだと勉強になりました。楽しかったです。
 
 こんにゃく座のみなさん、歌って、演じて、動いて、宙返りしたり、皿回しをしたり・・・。私たちに元気を与えてくださって本当にありがとうございました。
 

モーリス・ベジャール振り付けの第9

 今日は通院の後(なぜかひょうそになって足が痛いのです!)モーリスベジャール振り付け、ズビンメータ指揮イスラエルフィル、東京バレエ団とモーリスベジャールバレエ団の第9を観ました。
 
 以前、熊川哲也振付の第9を観て圧倒された覚えがありますが、ベジャールの第9はまた、違った意味で深く、かつシンプルな振り付けがなされており、より音楽そのものをバレエで表現しようとしているように思えました。何か、音符が踊っているような、本当にダンサーの1人一人がミューズの精のように感じられたからです。
 
 第一楽章の褐色の衣装で踊られた「大地」の生命力を表すかのような動き、2楽章の赤は「太陽」でしょうか「火」でしょうか。情熱的に明るく、力強く、生きる喜びといったことを感じさせます。3楽章は特に心惹かれました。青の照明の中で白い衣装は「水」。深遠で、清らかな水のような世界で、人間の愛の深さや純粋な理性が息づいている、そんな風に捉えることができました。そしていよいよ4楽章。黄色の衣装は「光」。まず現れたエジプトの王のような風貌のソリストに何か、神様のイメージを持ちました。一人一人の中に存在する神の如き精神性。それは踊りや音楽、芸術活動で通じ合えるもの。バスの歌を踊る彼から、私たちへとメッセージが渡されます。この世に産まれた喜び、愛する人たちに囲まれている幸せ、憎み合うことの愚かさ、人種差別や偏見を持つことの醜さ・・・「人類は皆兄弟」と歌う合唱と対応してダンサーが手に手を取って前進してくるとき、涙がこぼれました。これ、生の舞台だったらこの迫力たまらないでしょうね。黒人のダンサーたちがたくさん出演されていたのもメッセージをより印象づけたい意図を感じました。
 
 ベートーヴェンはもちろんすごいけど、ベジャールという人は何と大きい人でしょう。こうなるともう哲学的です。4楽章の、光に向かって歩んでいく人類ー希望を築いていきたいです。いっぱい勇気をいただきました。これからもっとベジャールの作品、観てみたいです。
 
 そして、演奏の水準の高さ!ズビンメータが東北の震災後、日本のためにやはり第9でチャリティーコンサートを開かれた、という話もきいていたし、もちろんお国柄で戦争や紛争に心を痛めているだろうことは想像できるので、この演奏にかける思いの深さを考えると、何とすごい世紀の競演だ、と思うわけです。ソリストの演奏も良かったですね。物理的にもこれだけの顔合わせが実現したことが凄いこと。ああ、観ることができて幸せでした!イメージ 1イメージ 2

リコーダーの練習

土曜日はリコーダー練習会。
 
こちらのリーダーは、中世、ルネサンスの音楽にとても詳しい。ジョスカン・デ・プレくらいしか私は名前を知らないのですが、シャンソンなどを器楽用に編曲した楽譜をいつも用意してくださっています。
 
楽器も、普通に見かけるリコーダーよりも古いルネサンスリコーダーというもの。リコーダーだけではなく、クルムホルンもアルトやテナーなど揃っているのがすごい!
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私はスカルラッティ、ヴィヴァルディくらいからしか音楽史を習っていないのですがこうしてもっと古い音楽に親しんでおられる方もいらっしゃるのですね。
 
アンサンブルの楽しさと、ルネサンス期への思いが交錯する時間です。

「とらや」で一服

今朝起きたら雪!
 
やっぱり爆弾低気圧は雪を降らせました。
 
今日は朝から電車に乗って歯科に治療に出かけないといけないのに・・。
 
20分遅れのJRに乗って烏丸丸太町へ。
 
歯科は京都御所のど真ん前。待ち時間に雑誌をめくっていると「とらや」の和菓子が。そこで、歩いてすぐの「とらや」に行ってみたくなりました。
 
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雪景色の庭とおぜんざい。朝の慌ただしさは何処へやら。ほっこりと落ち着いた気持ちを取り戻すことができました。
 
金閣寺もきれいだろうなあ。
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