17日の「コジ・ファン・トゥッテ」の公演を前に、小澤征爾音楽塾について調べていたら、「サイトウキネンオーケストラ」や、その創始者の斎藤秀雄氏についても文章があったので、読ませてもらいました。
斎藤秀雄氏は、1902年生まれのチェリスト。戦前から留学もし、日本の交響楽団に属し、日本のクラシック音楽の黎明期を支えた人であり、戦後は、早期からクラシック音楽を学ぶ土壌が必要、と昭和23年に「子どものための音楽教室」を立ち上げました。この学校には、井口基成(ピアニスト)、伊藤秀雄(声楽家)、吉田秀和(音楽評論家)といった、高名な人たちが賛同して共に進めて来られています。中村紘子さんも、焼け野原の中でのスタートでした、と語っておられましたが、戦後すぐ、このような志を持って実現させていく行動力、凄いです。
斎藤秀雄氏の教育者としての力量は、今だに語り継がれていますね。
小澤征爾氏が亡くなられた今、日本のクラシック界の力量を高めるため、戦前、戦後すぐの方々の熱い熱量・ポリシーというのは忘れてはならない、と思います。
ちなみに、今年の夏のセイジ・オザワ松本フェスティバルの指揮者に、推しの沖澤のどかさんが決定された、というのも嬉しいニュースでした。
後になりましたが、「小澤征爾音楽塾」というのは、ローム株式会社の佐藤謙一郎社長と小澤征爾氏が、オペラを通じて若い音楽家を育成することを目的に、2000年に立ち上げた教育プロジェクトで、すでに16回開催されています。
斎藤秀雄氏は、1902年生まれのチェリスト。戦前から留学もし、日本の交響楽団に属し、日本のクラシック音楽の黎明期を支えた人であり、戦後は、早期からクラシック音楽を学ぶ土壌が必要、と昭和23年に「子どものための音楽教室」を立ち上げました。この学校には、井口基成(ピアニスト)、伊藤秀雄(声楽家)、吉田秀和(音楽評論家)といった、高名な人たちが賛同して共に進めて来られています。中村紘子さんも、焼け野原の中でのスタートでした、と語っておられましたが、戦後すぐ、このような志を持って実現させていく行動力、凄いです。
斎藤秀雄氏の教育者としての力量は、今だに語り継がれていますね。
小澤征爾氏が亡くなられた今、日本のクラシック界の力量を高めるため、戦前、戦後すぐの方々の熱い熱量・ポリシーというのは忘れてはならない、と思います。
ちなみに、今年の夏のセイジ・オザワ松本フェスティバルの指揮者に、推しの沖澤のどかさんが決定された、というのも嬉しいニュースでした。
後になりましたが、「小澤征爾音楽塾」というのは、ローム株式会社の佐藤謙一郎社長と小澤征爾氏が、オペラを通じて若い音楽家を育成することを目的に、2000年に立ち上げた教育プロジェクトで、すでに16回開催されています。
公演
2024年3月15日(金) 18:30開演
2024年3月17日(日) 15:00開演
ロームシアター京都 メインホール
出演
フィオルディリージ:サマンサ・クラーク
ドラベッラ:リハブ・シャイエブ
フェランド:ピエトロ・アダイーニ
グリエルモ:アレッシオ・アルドゥイーニ
デスピーナ:バルバラ・フリットリ
ドン・アルフォンソ:ロッド・ギルフリー
音楽監督:小澤 征爾
指揮:ディエゴ・マテウス(小澤征爾音楽塾首席指揮者)
演出:デイヴィッド・ニース
装置・衣裳:ロバート・パージオーラ
照明:高木正人
管弦楽:小澤征爾音楽塾オーケストラ
合唱:小澤征爾音楽塾合唱団」