またもやレナード・バーンスタインの「ヤングピープルズコンサート」の話題になってしまいますが、3巻全部鑑賞し終わって思うことは、「作品というのは聴くだけでももちろん感動するのだけれど、その曲の生まれた背景とか作曲者自身のこと、背景を知るためには歴史や音楽史の理解、楽譜が読める力(アナリーゼ力)など知っている方が更に感動も深まることが再確認されました。
教室で行っている「調べ学習」もDVDやyou tubeを駆使したりして記憶に残るものにしていきたいですね。
また、3巻の新人発掘コンサートでは、小児麻痺にかかって足が悪い青年指揮者、その当時珍しいと言われた女性指揮者が素晴らしい演奏を披露してくれました。
この選択をしたバーンスタイン、60年余り前にも偏見のない名演奏家がおられたことに敬服です。





だって、ベルリンフィルで若い女性クラリネット奏者を帝王と言われたカラヤンが入団させたいと言ったにも関わらず、ベルリンフィルは反対し、ついにカラヤンはベルリンフィルと袂を分かち合った話は有名ですが、これは1982年の話。絶大な権力をもっていたカラヤンでさえ開けられなかった性差別があった訳です。
その後、ベルリンフィルもウィーンフィルも女性奏者を受け入れますが、 このニューヨークフィルは、男女だけでなく、出身や国籍も様々ですし、バラエティに富んでいることを誇りにしている様子なのです。
そのことだけではなく、この回ではバーンスタインの演奏家を見極める目、という点で興味深い話を聞くことができました。
「展覧会の絵」をピアノ独奏した青年は、自身が審査に望んだのではなく、クラリネットを演奏する友達の伴奏者として来ていたのに選ばれて演奏するんだ、という話。


楽器としてはクラシックのソロとしての作品がないので、自分で編曲して演奏するというアコーディオン奏者。 彼の発表曲は何とショパンのピアノ協奏曲第2番。バーンスタインもその編曲の凄さと演奏に舌を巻いていました。
また、カズーといういわば子どものおもちゃなのですが、「カズー協奏曲」を聴かせてくださったり・・・。素敵な音楽になるのですね。

さすが審査を経て演奏を披露する青年たちの演奏は聞き応えがあり、年齢が若いだけに清々しく、アメリカの文化水準の高さも伺われ、明日への仕事の活力をいただきました!
教室で行っている「調べ学習」もDVDやyou tubeを駆使したりして記憶に残るものにしていきたいですね。
また、3巻の新人発掘コンサートでは、小児麻痺にかかって足が悪い青年指揮者、その当時珍しいと言われた女性指揮者が素晴らしい演奏を披露してくれました。
この選択をしたバーンスタイン、60年余り前にも偏見のない名演奏家がおられたことに敬服です。





だって、ベルリンフィルで若い女性クラリネット奏者を帝王と言われたカラヤンが入団させたいと言ったにも関わらず、ベルリンフィルは反対し、ついにカラヤンはベルリンフィルと袂を分かち合った話は有名ですが、これは1982年の話。絶大な権力をもっていたカラヤンでさえ開けられなかった性差別があった訳です。
その後、ベルリンフィルもウィーンフィルも女性奏者を受け入れますが、 このニューヨークフィルは、男女だけでなく、出身や国籍も様々ですし、バラエティに富んでいることを誇りにしている様子なのです。
そのことだけではなく、この回ではバーンスタインの演奏家を見極める目、という点で興味深い話を聞くことができました。
「展覧会の絵」をピアノ独奏した青年は、自身が審査に望んだのではなく、クラリネットを演奏する友達の伴奏者として来ていたのに選ばれて演奏するんだ、という話。


楽器としてはクラシックのソロとしての作品がないので、自分で編曲して演奏するというアコーディオン奏者。 彼の発表曲は何とショパンのピアノ協奏曲第2番。バーンスタインもその編曲の凄さと演奏に舌を巻いていました。
また、カズーといういわば子どものおもちゃなのですが、「カズー協奏曲」を聴かせてくださったり・・・。素敵な音楽になるのですね。

さすが審査を経て演奏を披露する青年たちの演奏は聞き応えがあり、年齢が若いだけに清々しく、アメリカの文化水準の高さも伺われ、明日への仕事の活力をいただきました!